皆様こんにちは
年末と言うこともあり少し時間が空いたので更新したいと思います。
新築やリフォームを検討されているかたはキッチンや水周り、部屋のデザイン、間取りなど様々な情報を集め家族会議を行い、一つ一つ決定させ、ハウスメーカーや工務店、リフォーム業者へ思いを伝えて夢を叶えると思いますが、どうしても畳は昔から検討と言う事がされず施工業者に一任されている傾向にあります。
畳はキッチンやトイレ、間取りなどのようにお客様が選択できる場が無く、とりあえず新品の畳が入っていればOK的な感じが一般的です、畳も他の住宅設備同様にお客様が畳表のサンプルを見て、実際に触り、畳に関する情報を得て選ぶべきだと考えています。
なぜならば!!
畳には良し悪しがあり、現状新築物件やリフォーム物件に納められている畳は品質の低いものも見受けられます。
キッチンは奥様の使い勝手や好みの色、浴室は家族の人数や浴槽の大きさ、間取りなどは将来お子様が大きくなった時の事などなど、ショールームで選ぶように畳も品質によってどのように見えるのかを確認して選ばれることをお勧めします。
(昨今デフレ傾向も要因としてありますが、価格競争が絶えず、畳1枚あたりの価値観が下がっていると思います、またお客様の満足は二の次三の次となっているようにも感じます)
本来なら一生暮らす高額の買い物をするのに普段生活する場のもの全てにお客様の意見が1つも入らず決められるのはいかがなものかと思います。
せっかくの新築、せっかくのリフォームに低品質の畳が納められ特に満足感を得られないのはもったいないので是非上記の内容を頭の片隅に置いて頂けると幸いです。
以前記載したこともありますが、新築時やリフォーム時に薄い畳床で畳が納められている場合、5年、10年経って「今までよりも良質の畳を入れてみたい」と思っても畳床が薄く施工できない事があります、また畳床が薄いためにクッション性が通常のものよりも悪くクッション性を高めたいと思っても簡単に取り替える事ができません(通常の畳床は厚みがあるので部屋の床板の高さを変更しなくてはいけません)
これから新築やリフォームをお考えの方は畳もシステムキッチンやトイレの便器、壁紙などを選ばれるように”畳表にはどのような種類があり低価格品と高級品では見た目や触り心地がどれくらい違うのか”を知った上で選択されること望ましいと考えます。
どうしても予算の都合でシステムキッチンを1ランク下げたり、窓を1サイズ小さくしたりと各家庭内での制限が出た場合、畳まであえて選択しないこともあるのかもしれませんが・・・
「畳は選択することはできる」のでぜひ1度後検討されることをオススメします。
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