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防水タタミについて
一般的な畳は、コップの水をこぼしたり、お子様やペットのお漏らしなど、畳の上で一定量の水分をこぼしてしまうと、畳表はもちろん、畳床まで痛める可能性がありました。
特に畳床まで水分が達してしまうと、カビの原因や腐れなどで、畳床の使用できる期間が短くなってしまいます。
最悪の場合、畳床を通り越して床板まで水分が浸透し、床板を傷め、木材の腐れやシロアリなど、被害が拡大することも考えられます。
畳床まで交換すると表替えよりも費用が増加してしまいますし、床板を交換することになると、さらに費用が拡大してしまいます。
そこで当店では、そのようなご要望にお応えし、防水タタミを開発、販売することにしました。
防水タタミの仕組み
★畳の構造は下記のようになります
畳表
畳床
畳は、写真のように「畳床」と「畳表」に分かれています。
最近では写真のような畳床(建材床)が多くなりつつありますが、まだまだワラを使用した畳床も多くあります。
ワラ床は建材床に比べ水分の通過率が高く、先述のように床板まで水分が浸透する可能性が高くなりますので防水シート加工は効果的です。
シート
畳床
シート
畳床
シート
防水タタミは、写真のように、畳表と畳床の間に「透湿防水シート」を挟みこみ施工します。
畳(畳表・畳床)は本来、空気中の湿気を吸ったり、吐いたりすることで湿度調整を行っています。
防水シートは畳の呼吸を損なわず、表面からの水分を防ぎ、「畳床」、「床(ゆか)板」の被害を軽減することができます。
防水タタミは「表替え」「入替」どちらでも対応可能となっています。
防湿防水シート加工を行うことで約93%以上の損傷を防ぐことができます。
※透湿防水シート施工で100%防ぐことはできませんので、畳以外での対策が必要になる場合がございます。
畳を使用するメリット
昨今、畳の部屋からフローリングにリフォームする住宅も見られますが、高齢者や小さなお子様が転倒した場合フローリングの床に比べ、畳は怪我の範囲や程度を小さくできる点などメリットがあります。
※令和3年までの6年間で転倒した場所の半数が住宅内というデータもあり、住居内での転倒時、場所によっては大怪我になってしまう可能性があります。
また、防水タタミは、お子様やペットのお漏らしなどで畳床を損傷させないことで、長く使い続けられますので、将来的に出費を抑えることもできます。
※畳床の痛みを防ぐ事はできますが畳表の交換が必要になる場合があります、また既存の畳表を再使用しての施工など、対応不可となる場合もありますので、現状確認後に施工をお断りすることがございます。
畳表の種類も「天然イ草」「和紙」「樹脂化学表」など種類もありますので、生活状況や予算などに合わせてお選び頂けます。
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